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田附 裕子 先生

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大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座 小児成育外科学教室 准教授 田附裕子先生

SBSのお子さんを抱えるご両親にとって、不安は尽きないと思います。現在のこと、将来のこと、心配事を挙げたらキリがないでしょう。けれど、ネガティブにならずに治療に前向きになってほしいと思います。
治療に前向きになれるエピソードとして、私がミシガン大学の小児病院(Mott Children’s Hospital)に留学していたときの経験を紹介したいと思います。
ミシガン大学が作っているTシャツがあったのですが、その背中には「We are No.2. Because you are No.1」と書いてあったと記憶しています。プライオリティを患者さんに置きなさいということです。
私はこの精神が一番だと考えます。「You are No.1」がなければ、何のために医者になったのかわかりません。こういう気持ちがあって、当院ではいつも患者さんを第一に、すべての患者さんを受け入れています。医療は最高の治療を提供するサービス業と考えています。特に小児外科は何でもありのコンビニ外科と言われていますが、同じコンビニでも便利というだけでなく、質の高い百貨店のようなコンビニを目指しています。
そしてもうひとつ、Tシャツには「We are behind of you」と書いてありました。直訳すれば「私たちはあなたの後ろにいる」ですが、ここには「後ろを振り返れば必ず僕らがいるよ」という、患者さん・親御さんを支えるメッセージが込められています。この「We are behind of you」の精神のもと、病状が不安定な患者さんのご家族には「何かあったら連絡しなさい。ただし、風邪ひいた・・とかではかけないでよ。」と言って緊急の連絡先をお伝えしています。すると、本当に困ったときにだけ連絡がきたり、これはよくないといった症状のメッセージが入るので、こちらからどうしたらよいかを指示して、病院で待機することもあります。
治療が長くなると、迷ったり悩んだりすることがたくさんあると思います。けれど、それでも治療に前向きになってほしいと思います。どうぞ安心して前に進んでください。We are behind of you~振り向けば必ず私たちがいます。

C-ANPROM/JP//0121

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