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ホームSBSについて“学ぶ”短腸症候群について > 短腸症候群(SBS)の治療 > 短腸症候群で行う栄養療法とはどのようなものですか?

監修:大阪大学大学院医学系研究科 医学科教育センター 教授 和佐勝史先生

短腸症候群(SBS)で行う栄養療法とはどのようなものですか?

栄養療法とは

栄養状態の改善を目的として栄養素を投与することを栄養療法といいます。
栄養療法には、血管(静脈)から栄養素を投与する静脈栄養と、腸管を介して行う経腸栄養があります。

静脈栄養と経腸栄養

静脈栄養

食物を口から食べることができない場合に、消化管を経由せずに血管(静脈)から輸液を投与して必要なエネルギーや栄養素を補給する方法を静脈栄養といいます。静脈栄養には、中心静脈栄養(TPN)と末梢静脈栄養があります。
TPNは、消化管を経由せずに必要な栄養を静脈に投与する方法です。上大静脈という心臓近くの太い血管の中にカテーテルを留置し、ここから輸液剤を投与します。末梢静脈栄養は、手や足の末梢静脈にカテーテルを留置し、ここから輸液剤を投与しますが、投与できるエネルギーや栄養素には限界があります。そこで、SBS患者さんでは、TPNが行われます。

図6 中心静脈栄養と末梢静脈栄養

経腸栄養

口から食物を摂ることができない場合や必要な栄養素を十分に取り入れることができない場合に、胃ろうや栄養チューブを使って、栄養素を胃や腸に直接補給する方法を経腸栄養法といいます。経腸栄養には、鼻からチューブを挿入する経鼻栄養療法と胃ろうをつくって行う方法があります。

図7 胃ろうからの注入

図8 経鼻栄養療法

豆知識【胃ろうとは・・・】

お腹に小さな穴をあけて腹壁を切開して胃内に管を通し、食物や水分や医薬品を流入させるための処置のことをいいます。